退職祝いとして花束やフラワーアレンジを贈るのは定番です。
見た目の華やかさもあり、その後も数日楽しむことができ、枯れてきたら廃棄することで置き場所などの問題も少ないという良さがあります。
女性には文句なしの退職祝いとなるものの、そもそも男性は花に興味のある人が少なく、あまりに豪華な花は逆効果を生み出すかもしれません。
こちらのエピソードでは、大きな花束を受け取った男性の困惑する気持ちが、率直に書かれていました。
大きな花束をもらったものの・・・
当方、30代男性です。転職のため、退職を経験しています。
退職時にいただいたものは、両手で抱えきれないくらいの植木鉢に入った花束でした。男ということもあるかもしれませんが、あまりにも大きすぎてただただびっくりするだけだったという感情をよく覚えています。当時27歳でした。
花束をいただけたということは冷静に考えると嬉しいことなのですが、20代後半だった私としては、恥ずかしさの方が勝っていました。
また、電車通勤だったため、帰りの電車で他の乗客の目線が気になって仕方がなかったのを覚えています。
女性には最適
一方、先日40代の女性が退職するときに花束をスタッフ全員から贈りました。
自分の経験があるだけに、花束をもらっても逆に困るだけじゃないかな・・と思ったのですが、その女性は泣いて喜んで下さいました。
また、受け取っていただいたときの女性の姿はなにかとても印象的で、長い間会社に貢献してこられた姿が鮮明に蘇ってきて、とても美しい心のワンシーンとなりました。
その時初めて、花束を贈ることはとても意味のある事なんだということを知りました。
まとめ
花は男性、女性で感じる印象が大きく違う、ということがこのエピソードからよくわかります。
冒頭にも書きましたが、そもそも男性は花に興味のある人が少数で、多くの男性は花をもらっても「困ったなあ」としか思っていない可能性があります。
また今回の場合は、花が常識を超えて大きかったこと、電車通勤だったことが事態をさらに悪化させています。贈る方には、持ち帰りの気づかいも必要でしょう。
退職者が男性の場合は、花に興味があるかを事前に調査する、もしくはコンパクトなものにする必要がありそうです。